センター試験

こんばんは

明日はいよいよセンター試験です。

あやふや文庫運営的にはやはり国語が「どんな問題が出るか」「作者は誰か」と、気になる点が多いのですが、この国語という科目。去年の古文「オスの狐が女の子に化けて姫に仕える話」を筆頭に「リカちゃんとBLの話」「スピンスピンスピン」「あははは」など強烈なインパクトとともにインターネットを毎年賑わせていることでもおなじみです。

そんな本試だけでなく追試、そしてそれらの対策として模試で出される文章もやはり「印象に残る」ものが多いように思われます。

というのも、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、あやふや文庫には度々「過去に模試で見た」というものが上がります。

かくいう私も「オスカマキリがばりばりとメスカマキリに頭から食べられる様を庭園でしみじみ見つめる」という文章を模試か何かで読み、「こんな文章を試験に出すかい」と頭を抱えたことを鮮明に覚えていますし、その作品のタイトルは分かりません。

他にも色々、試験で出された文章には思い出があるのですが..世代がバレる話なのでここらへんにしておきましょう。

 

同じく世代がバレるといえば、国語の教科書の話も世代や学校がバレますね。
私店主自身は「やまなし」「エーミール」ともに世代かつ履修済みなのですが、店員の方ではやらなかったようです。
国語の教科書というのも面白く、教科書会社によってカラーが異なります。
ファンタジーに寄るもの、道徳色の強いもの、科学的読み物が多いもの..など。
その中でもメロスや山月記のような王道(採用率が高いもの)が数作品存在し、それがインターネットスラングに変わったりいわゆる「一般常識」になるようです。
どんな会社が何を採用する傾向にあるかなど、この辺の話は「国語教科書の中の「日本」」という新書にて解かれています。気になった方はぜひお手にとってみてください。

 

さて、話は変わってしまいましたが明日はセンター試験

もうこの時間まで起きていることは、この記事を見ている受験生はいないと思いますが、変わった文章が出ても「毎年のことだ」「少し変なくらいがちょうどいい」「読み応え最高!!」と、国語の試験を楽しむ気持ちで全国の受験生には受けて欲しいな、国語を嫌いにならないで欲しいなと思います。

あ、それからタイトルも覚えておいてくださると嬉しいです。

 

それでは。

 

あやふや文庫店主。