あやふや日記 三年目を超えて

お久しぶりです。あやふや文庫店主です。
早いものでサービスを初めてから三年の月日が経ちました。

この仕組みをなんとなくおもいついたあの日は、確か空がよく晴れていて

あの頃はまだマスクもしていなかったと記憶しています。

この三年間は私にとっても、そして皆さんにとっても激動で、

こんな月日を重ねるなんて思ってもいなかったのではないでしょうか。

 

私の、最寄り駅前の様相もまるで変わり、
そこから通う行き先も変わりました。
アカウントを開いた頃に高校に入学した子は、もう卒業し、大学に入っている頃でしょうか。

あなたの三年間はどうでしたか。
あなたが三年間に触れ合った文章で、一番心を打たれたのはなんでしたか。

もしよければ、この機に少し、思い出してみてください。
あなたのこの三年間を支えたことばと、それから皆さん自身について。

 

 

一周年です

お久しぶりです。あやふや文庫店主です。

f:id:ayafuyabunko:20200521140409j:plain

f:id:ayafuyabunko:20200521140436j:plain

f:id:ayafuyabunko:20200521140455j:plain

...と、今回は文字形式ではなく、漫画形式で日記を書いてみました。
一年、あっという間でしたね。去年の今頃は、まさか来年家からでられなくなるなんて予想もしていませんでした。
事実は小説よりなんとやら、というものですかね。

あやふや文庫を動かしてからの一年で、沢山のことが変わりました。

中でもこの一年では、先ほど触れたように「児童文学作品」や「幼少期の読書体験がもたらす効果」へ関心が向くようになりました。
大人になり、おぼろげになってしまったとしても、心に残っている文中の表現や情景に何か共通性はあるのでしょうか。
幼少期の読書体験が人生に影響をもたらすことはあるのでしょうか。
これからの月日の中で人間、特に子供と本の関係性について、ゆっくりと考えていけたらなと思います。

あやふや文庫はこれからも、本との、そして本を読んでいた昔の自分との再会の場として皆様のお役に立てますよう尽力していく所存です。
これからもどうかよろしくお願いします。

#家で遊ぼう

お久しぶりです。あやふや文庫店主です。

今回は「#家で遊ぼう」というツイートに関してのお話をしたいと思います。

 

今、コロナウイルスの影響でライブやイベントの中止や延期が相次いでいます。

不要不急の外出を控え、大きなイベントの開催は再検討するように、ということでの処置だそうです。

私の応援するアーティストさんの出演するフェスも中止になりました。
これは多くの音楽業界に関わる方が発信していましたが、大規模イベント中止の損害は莫大なもので、オリンピックの影響もあり延期用の箱も抑えるのが困難なようです。

アーティストさんやイベントを支える方々にとって、そのイベントは「要」だったことと思います。

そして、イベントに行く方にとっても、応援するアーティストさんの曲は生きていくための救いで、「要」であったことだろうと思います。

 

趣味は生きていくための要(かなめ)です。

ある文章が、ある音楽が、ある映像が、ある試合が、どこかの誰かを支えていて、救ってきました。

確かに今、大規模なイベントに参加するのは、開催するのは困難かもしれません。

でも趣味だけは、誰かを応援することだけは辞められない。

 

この「あやふや文庫」と言う取り組みは、読書や本との再会を支援する活動です。

大義で言えば、趣味や創作に寄り添う活動です。

家にいる今だからこそ、電子書籍で昔読んだ児童書をもう一度読んでみよう。

家にいる今だからこそ、普段は聞かないラジオを聴こう。

家にいる今だからこそ、サブスクで音楽を聴こう。

家にいる今だからこそ、小説を書いてみよう。

家にいる今だからこそ、絵を描こう。

 

春休みの前倒し、会社のリモートワーク、中止になったライブ、中止になった旅行。

せっかくだから、家で趣味に没頭してみませんか。

その営みが、応援しているクリエイターさんやそれに関わる全ての人を、もしかしたら救うかもしれません。

 

その営みが、誰かの新しい趣味になるかもしれません。

今だからこそ大声で、趣味の話をしてみませんか。

その声が、誰かのこれからを明るくできるかもしれません。

 

一刻も早い終息と、明るい創作活動の未来を願って。

あやふや文庫店主

 

センター試験

こんばんは

明日はいよいよセンター試験です。

あやふや文庫運営的にはやはり国語が「どんな問題が出るか」「作者は誰か」と、気になる点が多いのですが、この国語という科目。去年の古文「オスの狐が女の子に化けて姫に仕える話」を筆頭に「リカちゃんとBLの話」「スピンスピンスピン」「あははは」など強烈なインパクトとともにインターネットを毎年賑わせていることでもおなじみです。

そんな本試だけでなく追試、そしてそれらの対策として模試で出される文章もやはり「印象に残る」ものが多いように思われます。

というのも、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、あやふや文庫には度々「過去に模試で見た」というものが上がります。

かくいう私も「オスカマキリがばりばりとメスカマキリに頭から食べられる様を庭園でしみじみ見つめる」という文章を模試か何かで読み、「こんな文章を試験に出すかい」と頭を抱えたことを鮮明に覚えていますし、その作品のタイトルは分かりません。

他にも色々、試験で出された文章には思い出があるのですが..世代がバレる話なのでここらへんにしておきましょう。

 

同じく世代がバレるといえば、国語の教科書の話も世代や学校がバレますね。
私店主自身は「やまなし」「エーミール」ともに世代かつ履修済みなのですが、店員の方ではやらなかったようです。
国語の教科書というのも面白く、教科書会社によってカラーが異なります。
ファンタジーに寄るもの、道徳色の強いもの、科学的読み物が多いもの..など。
その中でもメロスや山月記のような王道(採用率が高いもの)が数作品存在し、それがインターネットスラングに変わったりいわゆる「一般常識」になるようです。
どんな会社が何を採用する傾向にあるかなど、この辺の話は「国語教科書の中の「日本」」という新書にて解かれています。気になった方はぜひお手にとってみてください。

 

さて、話は変わってしまいましたが明日はセンター試験

もうこの時間まで起きていることは、この記事を見ている受験生はいないと思いますが、変わった文章が出ても「毎年のことだ」「少し変なくらいがちょうどいい」「読み応え最高!!」と、国語の試験を楽しむ気持ちで全国の受験生には受けて欲しいな、国語を嫌いにならないで欲しいなと思います。

あ、それからタイトルも覚えておいてくださると嬉しいです。

 

それでは。

 

あやふや文庫店主。

2020年

2020年になりました。

なったからといって特に、大きな変動が起こるわけではないのですが、思い込みや気持ちの問題は多きもので。

年が明けたから、2020年になったからと、節目にきっかけを見い出して些細な行動の変化を生活に添えてみてもいいかもしれません。

 

そんなわけで久し振りに地元の図書館にいってきました。

私が常連のごとく通っていた頃とは本の並びが変わっていたり、みたことがない本があったり、手に取るほんの傾向が変わっていて時の流れを感じました。
けれど、受付カウンターには昔貸し出し手続きをしてくれていたお姉さんが今もまだ座っており、変わりゆくもの中に変わらないものをみつけたような気持ちになりました。
さて、2020年はどういう年になるでしょうか。まだまだ年始のきっかけは使えます。

最寄駅の手前で降りて一駅分歩いてみる、苦手な人と話してみる、小さいことでも構いません。何かやったと思えることを一つだけして、日記やカレンダーに書いておけば、続かなくとも「ああ三日坊主だった」と年末に笑えるかもしれません。

それでは。

クリスマス

こんばんは、あやふや文庫店主です。

皆さんの元にはサンタさんは訪れたでしょうか?

おそらくですが...twitter利用規約の年齢的には「来てないよ」という人が多いのではないかと思います。

何歳になったらサンタさんが来なくなるのか。結構難しい問題ですよね。

私はサンタに関係なく家族でプレゼントを交換する家庭で育ったので、いつからサンタさんが来なくなったかは実は覚えていません。

けれど、小学校六年生の時には「サンタなんていない」と地域のガキ大将が宣言してクラスの純粋な女の子が泣かされていたし、友達は「高い水晶が欲しい」と無理を言うことでその存在の真偽を確かめようとしていました。

確か、クラスのガキ大将とその友達の元にはその年はもう来なかったと記憶しています。

 

結局何歳とかではなくて、人を傷つけたり、人を疑ったり、無形のものや、手の届かないものを欲するようになった「大人」のもとにはもうサンタクロースは来ないということなのでしょう。

サンタクロースの手には負えないものを欲しがってしまう頃になったから、サンタクロースはもう出る幕がない。だから来ない。それだけのことだと思います。

 

大人になった今、欲しいものはなんですか。

案外、今欲しいものは半年すると忘れたり、飽きたりしていることもあります。

けれどそれはあなたの元にサンタさんが来た頃も同じで、なんなら戦隊モノなどはクリスマスから数ヶ月で世代交代です。

だから12月の今だけは、自分自身に何か1年間のご褒美としてでも欲しいものを届けてあげてもいいのではないかと思います。

たとえ半年経てば忘れてしまうかもしれないものでも、今のあなたが欲しいということに変わりはないし、それが半年後を変えているかもしれません。

 

寝たい、有給を取りたい、何もしない土曜日を作りたい、ヒトカラしてみたい、学校サボりたい、番組観覧したい、久々に深夜ラジオをリアタイしたい。そんな無形の願いだって、

時計が欲しい、本が欲しい、チェキ会に行きたい、DVDが欲しい、画集が欲しい、高い食パン食べたい。そんな有形の願いだって構いません。

サンタは来なくても、クリスマスは私たちに「いいわけ」をくれます。

「クリスマスだから」今晩は私も、すこし夜更かしをしようと思います。

 

 

それでは!

 

 

お久しぶりです

あやふや文庫×リアル本屋さん企画、実現いたしました!
夏頃にお声がけいただきき、実際に担当の方とお会いさせていただいたり過去の活動を見せていただいたりと、草叢さんには大変にお世話になりました。

 

実際に出来上がったブースもとても可愛らしく、また本という媒体への愛情が伝わるもので、思わず写真をみて笑顔になってしまいました。

またこれは自慢なのですが、本が好きで本に育ててもらった人にとって、

自分にまつわるコーナーが本屋さんに置かれるということは、大変名誉で幸せなものなのだと痛感しました。

本当にありがたいことです。

 

内容としては今までに解決してきたあやふやなエピソードが暖簾のようになっており、そこをめくると中に正解の本がある、という仕掛けになっているようです。

また、実際にポストを利用してあやふや本の解決を行うとか...!

私自身の居住地域とは離れているため、気軽に足を運べないのが悔やまれるところではありますが...。

反響次第ではいつかあなたの街の本屋さんにもあやふや文庫が出現する日が来るかもしれません。私がこんなことを言っていいのかはわかりませんが。

 

草叢BOOKSさんへのリンクはこちらになります!

ぜひ!近隣地域にお住いの方、中部地方にご用の方は足を運んでみてくださいね!

また、実際にお越しになられた際には様子や感想など教えてくださると幸いです。


そして...
私の小学校時代の思い出、フォーチュンクエストが完結すると聞いて...

こちら30年に渡り子供達の心を掴んできた名作なので、異世界無双ものがお腹いっぱい!だけどファンタジーが読みたいという方は是非この機会に手にとってみてください。

へっぽこ冒険者たちの等身大の冒険が、きっと明日からも、これからもっと先をも生き抜ける強さとやさしさを分け与えてくれます。