クリスマス
こんばんは、あやふや文庫店主です。
皆さんの元にはサンタさんは訪れたでしょうか?
おそらくですが...twitterの利用規約の年齢的には「来てないよ」という人が多いのではないかと思います。
何歳になったらサンタさんが来なくなるのか。結構難しい問題ですよね。
私はサンタに関係なく家族でプレゼントを交換する家庭で育ったので、いつからサンタさんが来なくなったかは実は覚えていません。
けれど、小学校六年生の時には「サンタなんていない」と地域のガキ大将が宣言してクラスの純粋な女の子が泣かされていたし、友達は「高い水晶が欲しい」と無理を言うことでその存在の真偽を確かめようとしていました。
確か、クラスのガキ大将とその友達の元にはその年はもう来なかったと記憶しています。
結局何歳とかではなくて、人を傷つけたり、人を疑ったり、無形のものや、手の届かないものを欲するようになった「大人」のもとにはもうサンタクロースは来ないということなのでしょう。
サンタクロースの手には負えないものを欲しがってしまう頃になったから、サンタクロースはもう出る幕がない。だから来ない。それだけのことだと思います。
大人になった今、欲しいものはなんですか。
案外、今欲しいものは半年すると忘れたり、飽きたりしていることもあります。
けれどそれはあなたの元にサンタさんが来た頃も同じで、なんなら戦隊モノなどはクリスマスから数ヶ月で世代交代です。
だから12月の今だけは、自分自身に何か1年間のご褒美としてでも欲しいものを届けてあげてもいいのではないかと思います。
たとえ半年経てば忘れてしまうかもしれないものでも、今のあなたが欲しいということに変わりはないし、それが半年後を変えているかもしれません。
寝たい、有給を取りたい、何もしない土曜日を作りたい、ヒトカラしてみたい、学校サボりたい、番組観覧したい、久々に深夜ラジオをリアタイしたい。そんな無形の願いだって、
時計が欲しい、本が欲しい、チェキ会に行きたい、DVDが欲しい、画集が欲しい、高い食パン食べたい。そんな有形の願いだって構いません。
サンタは来なくても、クリスマスは私たちに「いいわけ」をくれます。
「クリスマスだから」今晩は私も、すこし夜更かしをしようと思います。
それでは!